大根の栽培
この出荷組合は、鹿児島県下において生産した野菜の安定的な生産及び出荷に取り組むことによって国内産が需要に応えきれていない時期における品目や作型の作付拡大を目指し設立しました。
大根には、消化酵素のひとつ、「アミラーゼ(ジアスターゼ)」が豊富に含まれています。消化不良の改善や、胃酸のコントロールを促し、胸やけや胃もたれを防いでくれる働きがあります。また、「ビタミンK」や「ビタミンC」など、ビタミン類も豊富です。
主品目の大根は、他と先駆けて大規模化と機械化を進めるとともに生産工程管理及び販売管理の効率化を図り、安定的な出荷量と品質を確保します。この出荷組合の大根は瑞々しく果実のような甘さが特徴で、遠方からの引き合いも多く頂いています。
土づくり
年に一度土壌診断を行ない、大根に適した肥料養分をバランスよく畑に散布します。大根は弱酸性から中性の土を好みますが、雨が多い日本の土壌は土中のカルシウム・カリウム・マグネシウムなどが流れやすく、酸性土になりがちです。弊組合ではPH計を使って酸度を測り、土の酸度をアルカリ性・中性に調整することで食味の良い大根の安定供給と品質の向上を努めています。
栽培・出荷
土づくり 5月~翌年3月
播種時期 8月~翌年3月
収穫・出荷時期 10月~翌年6月